トピッククラスター
"ピラー記事、クラスター記事、サポート記事の関係を整理し、その構造に沿った内部ナビゲーションを公開できます。"
概要
トピッククラスター は、関連する投稿を階層構造でまとめ、単発の記事ではなく、読み進めやすい記事シリーズとして見せるためのモジュールです。
管理画面の場所: Airygen SEO -> トピッククラスター
1 本のピラー記事を中心に、関連する L2(クラスター) 記事と、さらに補足する L3(サポート) 記事をつなげたいときに向いています。
出力方法
トピッククラスター は、手動配置と自動挿入の両方に対応しています。
手動出力
手動出力を使うと、テーマ、本文、またはエディター内の好きな位置に トピッククラスター を配置できます。
- テンプレート関数 は、テーマテンプレート内の決まった位置に表示したい場合に向いています。
- ショートコード は、本文中やショートコード対応エリアに表示したい場合に向いています。
- ブロック は、ブロックエディターで視覚的に配置したい場合に向いています。
テンプレート関数 の例:
<?php if ( function_exists( 'airygen_the_topic_cluster' ) ) { airygen_the_topic_cluster(); } ?>
ショートコード の例:
[airygen_topic_cluster]
ブロック の例:
<!-- wp:airygen/topic-cluster /-->
自動挿入
自動挿入を使うと、対象の投稿本文へ トピッククラスター ナビゲーションを自動で差し込めます。
- 挿入位置 では、コンテンツの前 または コンテンツの後 を選べます。
- 多くの投稿で同じ位置に表示したい場合は、自動挿入のほうが管理しやすくなります。
- テーマや本文内の正確な位置に表示したい場合は、手動出力のほうが向いています。
手動出力と自動挿入を併用する場合は、保存後に実際のページで トピッククラスター が重複表示されていないか確認してください。
設定
このページは 設定、レイアウト、プレビュー、グループ、マインドマップ に分かれています。
設定 タブ
このタブでは、出力方法、見出し、ナビゲーションの上書き、対象範囲を設定します。
出力コントロール
- 手動出力を有効にすると、テンプレート関数、ショートコード、ブロック を使って トピッククラスター を配置できます。
- 自動挿入を有効にすると、対応する投稿本文に トピッククラスター が自動表示されます。
- 挿入位置 では、自動挿入の位置を コンテンツの前 または コンテンツの後 から選べます。
セクション見出し
- セクション見出しの表示を有効にすると、クラスター出力の上に見出しを表示できます。
- 見出しテキストでは、表示したいタイトル文言を決められます。
- 見出しレベルでは、h2、h3、h4 のどれで表示するかを切り替えられます。
動作
- パンくずリストを上書き を有効にすると、通常のパンくずリストの代わりに トピッククラスター の階層を使います。
- WordPress の前後リンクをオーバーライド を有効にすると、通常の前後投稿リンクではなく、トピッククラスター の関係に沿った移動経路を使います。
範囲
- 投稿タイプ では、トピッククラスター グループに参加できる投稿タイプを選べます。
- ここで選ばれていない投稿タイプは、グループ管理やフロント側の出力対象になりません。
レイアウト タブ
このタブでは、フロント側に表示される トピッククラスター の見た目を整えます。
テンプレート
- プリセットテーマには、スノースレート、ハニーペーパー、スカイブリーズ、ミントカーム、ローズブラッシュ、ラベンダーミスト があります。
- プリセットを選ぶと、色やボーダーの基本的な方向性をすばやく切り替えられます。
スタイル
- セクション見出しの設定では、見出しエリアのボーダー、余白、背景色、タイトルサイズ、文字色、強調を調整できます。
- 本文コンテナの設定では、枠線の太さ、枠線スタイル、角丸、パディング、マージン、背景色を調整できます。
- リンクの設定では、トピッククラスター 各リンクの色、フォントサイズ、太字、斜体、下線を調整できます。
- リストの設定では、プレーンテキスト、箇条書きリスト、番号付きリスト を切り替え、項目間の縦方向の間隔も調整できます。
グループ タブ
このタブでは、記事シリーズを作成し、どの投稿をどのグループに入れるかを管理します。
- グループを作成 では、新しい記事シリーズを追加できます。
- 作成フォームでは、名前 と任意の オプションの説明 を入力できます。
- 一覧テーブルでは、各グループの ピラー、L2、L3、メンバー、候補 の数を確認できます。
- 管理 を押すと、そのグループの候補管理エリアを開けます。
- 候補管理では 投稿タイトルを検索... と 検索 を使って追加したい投稿を探せます。
- 検索結果から 追加 を押すと、その投稿を候補としてグループに入れられます。
- 現在の候補一覧では、投稿ID、投稿タイトル、削除操作を確認できます。
- 起動 を押すと、そのグループの マインドマップ を開けます。
- 空のグループは削除できますが、すでに関係が設定されたグループは先に内容を整理してから削除する必要があります。
プレビュー タブ
このタブでは、実際のサイトで確認する前に、サンプル出力を見ながら見た目を調整できます。
- L1 記事の出力、L2 記事の出力、L3 記事の出力 を切り替えながら、レベルごとの表示差を確認できます。
- ラップトップ、タブレット、携帯電話 を切り替えて、デバイス幅ごとの見え方を確認できます。
- 画面下では、生成される HTML と CSS の例も確認できます。
エディターパネル
エディター内の トピッククラスター パネルは、現在の投稿をどのレベルに置くか、どの親記事につなげるかを決める場所です。
- トピックレベルを設定 パネルで、レベル を 未設定、L1(ピラー)、L2(クラスター)、L3(サポート) から選べます。
- 投稿を L2(クラスター) または L3(サポート) にする場合は、親候補を絞り込みながら正しい親を選びます。
- L2(クラスター) の投稿では 親L1、L3(サポート) の投稿では 親L2 を設定します。
- 親を設定するときは 親を選択 から候補を選び、最後に 保存 を押します。
- すでに子記事を持つ投稿のレベルを変える場合は、関係が変わる可能性があるため、警告内容を確認してから保存してください。
- ブロックエディターとクラシックエディターの補助表示では、現在のグループ要約を確認しながら マインドマップ を開いて全体構造を見直せます。
マインドマップ
マインドマップ は、各 トピッククラスター グループ全体を見渡しながら、階層の設計と修正を行うための画面です。個別投稿を 1 本ずつ確認するよりも、記事シリーズ全体のつながりを把握しやすくなります。
グループ タブの 起動 から開くことも、エディター側の要約表示から開くこともできます。
この画面では、次の流れで構造を作ると整理しやすくなります。
- まず、そのテーマ全体の入口になる L1(ピラー) 記事を 1 本決めます。
- その L1(ピラー) に対して、主要な下位テーマを扱う L2(クラスター) 記事を正しい親の下へつなげます。
- 各 L2(クラスター) の補足や具体例を扱う L3(サポート) 記事を、適切な 親L2 にぶら下げます。
- 変更後は全体図を見直し、親が付いていない記事や、別の枝に入れるべき記事がないかを確認します。
- 最後に、読者がシリーズ順に読み進められる流れになっているかを確認します。
この構造は、WordPress 標準の前後リンクよりも文脈に合った導線を作りたいときに特に役立ちます。
- WordPress の前後リンクをオーバーライド を有効にすると、同じレベル内の兄弟記事どうしで順序を調整できます。
- 順序付けは同じレベル間でのみ機能するため、L2 同士、または L3 同士の流れを意識して並べる必要があります。
- 日付順にたまたま並んだ前後リンクではなく、読者に読んでほしい順番で記事をつなげられます。
- その結果、関連ページ同士の意味的なまとまりが強くなり、シリーズとして理解しやすい導線を作れます。
マインドマップ は、保守作業にも向いています。
- 候補として入れておいた投稿を、必要に応じて L1、L2、L3 に昇格できます。
- レベルに応じて必要な親を指定できるため、後から関係を補正しやすくなります。
- グループが大きくなった場合は、ノードの見え方を整えながら全体の偏りを確認できます。
- 複雑なシリーズでは全画面表示に切り替えて、枝分かれや孤立ノードがないかを見直すと整理しやすくなります。
最も重要なのは、マインドマップ を単なる確認画面ではなく、記事シリーズの設計図として使うことです。1 本の明確なピラー記事から始めて、各クラスター記事がその一部を受け持ち、各サポート記事が特定の枝を補強する構造にすると、孤立した記事の寄せ集めになりにくくなります。
使い方
- Airygen SEO -> トピッククラスター を開きます。
- 設定 タブで、主な出力方法として手動出力、自動挿入、またはどちらか一方だけを使うか決めます。
- 手動配置を使う場合は、表示された テンプレート関数、ショートコード、ブロック のうち、運用に合う方法を選んで配置します。
- 自動表示を使う場合は、自動挿入を有効にし、挿入位置 で コンテンツの前 または コンテンツの後 を選びます。
- セクション見出しを表示したい場合は、見出し表示を有効にして、見出しテキストと見出しレベルを設定します。
- 動作 で、パンくずリストを上書き と WordPress の前後リンクをオーバーライド を必要に応じて切り替えます。
- 範囲 で、投稿タイプ に対象の投稿タイプが含まれていることを確認します。
- グループ タブを開き、グループを作成 を押して、名前 と必要なら オプションの説明 を入力します。
- 同じ グループ タブで 管理 を開き、投稿タイトルを検索... と 検索 を使って関連投稿を探し、追加 で候補に入れます。
- 各対象投稿をエディターで開き、トピックレベルを設定 パネルで レベル を選び、必要に応じて 親L1 または 親L2 を設定して 保存 します。
- グループ タブへ戻り、対象グループの 起動 を押して マインドマップ を開きます。
- マインドマップ で、L1(ピラー) から正しい L2(クラスター) が伸び、その下に適切な L3(サポート) がつながっているか確認します。
- WordPress の前後リンクをオーバーライド を使う場合は、同じレベル内の並び順が読ませたい順番になっているかも確認します。
- レイアウト タブを開き、テンプレート でプリセットを選んだあと、見出し、本文コンテナ、リンク、リストの見た目を順に調整します。
- プレビュー タブで ラップトップ、タブレット、携帯電話 を切り替えながら、L1 記事の出力、L2 記事の出力、L3 記事の出力 を確認します。
- 設定を保存したら、実際のフロント側で L1、L2、L3 の投稿をそれぞれ開き、表示内容を確認します。
保存後は次の点を確認してください。
- トピッククラスター が意図した位置に 1 回だけ表示されていること。
- 現在の投稿で、親子関係がその投稿のレベルに合った内容になっていること。
- パンくずリストを上書き と WordPress の前後リンクをオーバーライド が、意図した場合にだけ反映されていること。
- 使用中のテーマや追加 CSS が読み込まれたあとでも、見出し、導入文、リンクの見た目が崩れていないこと。
プレビューと実際の出力
プレビュー タブは、トピッククラスター の見た目を調整するための簡易プレビューです。
- プレビューでは、L1 記事の出力、L2 記事の出力、L3 記事の出力 のサンプルを見比べられます。
- 現在のスタイル設定、見出し設定、リスト設定がどのように見えるかをすばやく確認できます。
- 生成される HTML と CSS の例も確認できるため、出力構造の目安を把握しやすくなります。
ただし、実際のフロントエンド出力はプレビューと完全には一致しません。
- プレビューはサンプルの L1、L2、L3 を使った簡易表示であり、実際の投稿データそのものではありません。
- 実ページでは、現在の投稿がどのレベルにあり、どのグループや親子関係に属しているかによって表示内容が変わります。
- 導入文や並び順の見え方は、使用中のテーマ、CSS、本文幅、周囲のレイアウトの影響も受けます。
- 投稿タイプ に含まれていない投稿では、プレビューが問題なく見えても トピッククラスター は表示されません。
保存後は、必ず実際の L1、L2、L3 投稿を開き、階層、導入文、前後リンクの上書き動作を確認してください。
SEO のメリット
トピッククラスター を使うと、関連する記事同士の内部関係が明確になり、検索エンジンに対しても、どの記事が主軸でどの記事が補足なのかを伝えやすくなります。
また、読者にとっても、1 本のピラー記事から関連する下位トピックへ自然に進めるため、孤立した記事よりも一貫した読書導線を作りやすくなります。
活用例
ピラー記事を中心に情報ハブを作りたいメディア運営
Before: メインガイドと関連する複数の記事はあるものの、どの記事が中心で、どの記事が補足なのかが読者にも検索エンジンにも伝わりにくい状態でした。
After: トピッククラスター で L1(ピラー)、L2(クラスター)、L3(サポート) を整理することで、1 つのテーマを段階的に深掘りする記事シリーズとして見せやすくなります。
過去記事が多く、導線を組み直したい制作会社や運用チーム
Before: 既存記事は多いものの、WordPress 標準の前後リンクでは意図した順番で読ませにくく、似た内容の記事がばらばらに見えていました。
After: トピッククラスター でグループ化し、マインドマップ で親子関係と並び順を見直すことで、記事アーカイブ全体を文脈に沿って再整理しやすくなります。
連載チュートリアルや旅行シリーズを公開するチーム
Before: 読者がシリーズの途中記事に着地すると、前後の関連ページや全体の構成が分かりにくく、途中で離脱しやすい状態でした。
After: トピッククラスター でシリーズの入口となるピラー記事から各回の詳細記事へつなげることで、読者が次に読むべきページを見失いにくくなります。
よくある質問
サイト内のすべての投稿をクラスターに入れる必要がありますか。
いいえ。トピッククラスター は、記事シリーズ、情報ハブ、比較ガイドなど、階層を持たせたいテーマ単位で使うのが向いています。
実際のページで トピッククラスター が表示されないのはなぜですか。
まず 投稿タイプ に現在の投稿タイプが含まれているかを確認してください。そのうえで、投稿に レベル が保存されているか、正しいグループと親子関係に入っているか、そして手動出力または自動挿入のどちらかが有効になっているかを確認してください。
途中まで作ったグループは削除できますか。
空のグループは削除できます。すでに L1、L2、L3 の関係が設定されている場合は、先にその関係を整理してグループを空にしてから削除してください。
プレビューと実際の表示が違うのはなぜですか。
プレビュー は L1、L2、L3 のサンプルを使った簡易表示です。実際のページでは、現在の投稿の実際の階層、選んだ出力方法、テーマ CSS、周囲のレイアウトの影響を受けます。